私が亡くなった後にどのような死後事務が発生するのか、あらかじめ知っておきたい。（宇都宮）

私は宇都宮で一人暮らしをしている女性です。まだまだ元気で暮らしてはいますが、70代も半ばをすぎ、将来のことを考えなければならない時期に来ていると感じます。
最近テレビで「元気なうちに、生前の老後の生活だけでなく死後の事務手続きについても備えておくべき」といった内容を拝見しました。私は独身で、正直なところ死後事務を気軽に頼める人がいません。同じ宇都宮に甥が住んではおりますが、なるべく迷惑をかけたくないのが本音です。
そもそも私が亡くなった後にどのような死後事務が必要になるのか分からないので、いざという時に大変なことにならないためにも、あらかじめ死後事務について知っておきたいです。（宇都宮）

人がお亡くなりになった後に発生する死後事務は、葬儀の手配から各種届出、費用の支払い、片付けなど多岐にわたります。

死後事務とは、人がお亡くなった後に発生するあらゆる事務手続きを総称したものです。一口に死後事務といっても、行うべき内容は非常に多岐にわたります。一般的な死後事務の内容としては以下が挙げられます。

• 関係者へ故人の訃報連絡および葬儀のお知らせ
• 葬儀や供養の手配、費用の支払い
• お部屋の片付け、遺品整理、家財道具等の処分
• 年金受給停止の届け出などの各種行政手続き
• 入院先や入居先の費用精算、その他未払い金や謝礼金の支払い
• 電気・ガス・水道、携帯電話、クレジットカード等の解約　など

死後事務は遺された家族が行うもの、というイメージがあるかもしれませんが、おひとり身の方や、事情があって家族や親族に頼れない方など、死後事務を任せられる人がいなくてお困りの方も少なくありません。死後事務はご友人などご家族以外の人でも行うことができますし、私どものような専門家に依頼することも可能ですので、おひとり身の方もご安心ください。

ただ、上記のように死後事務ではさまざまな費用の支払いが発生します。死後事務に不慣れな方や関係性の薄い方に死後事務を任せてしまうと、その人の負担になるだけでなく、金銭トラブルになってしまうリスクもありますので注意が必要です。もし第三者に死後事務を依頼するのであれば、信頼のおける方を選ぶのはもちろんのこと、口頭で約束するだけでなく、「死後事務委任契約」を活用することをおすすめいたします。

死後事務委任契約とは、ご自身の希望する死後事務を、契約を通して第三者に依頼する契約で、おひとり身のご高齢者や、ご親族に迷惑をかけたくないとお考えの方に多くご利用いただいています。死後事務を任せる相手（受任者）は、個人でも法人でも可能となっており、依頼する内容や範囲も比較的自由に決めることができます。

なお、死後事務委任契約を結ぶことは法律行為にあたります。認知症の発症等により判断能力が低下してしまうと契約を結ぶこと自体ができなくなってしまうので、死後事務委任契約のご利用をお考えであればお元気なうちに対応されるとよいでしょう。

宇都宮の皆様、いきいきライフ協会アンド ユーは身元保証・死後事務の専門家として、宇都宮で暮らすご高齢者の皆様をサポートいたします。初回のご相談は完全無料でお受けしておりますので、死後事務や身元保証でお困りの宇都宮の皆様はぜひお気軽にいきいきライフ協会アンド ユーまでお問い合わせください。