いきいきライフ協会アンド ユーの
生前対策・身元保証に関する相談事例
宇都宮の方より死後事務に関するご相談
calendar_month 2025年09月02日
私の死後に必要になる死後事務について教えてください。(宇都宮)
私は宇都宮に住む70代女性です。この年まで宇都宮で自由気ままに暮らしてきましたが、最近私の死後のことについて考えるようになりました。私には夫も子供もおりませんので、私の身に万が一のことがあった場合、姪である妹の娘に迷惑がかかるのではないかと不安です。
私が元気なうちに家財道具の処分などできることはやっておきたいと思いますので、まずは私の死後に行わなければならないことを教えていただけませんでしょうか。(宇都宮)
人が亡くなったときに必要となる死後事務についてご説明いたします。
死後に発生するさまざまな事務手続きを「死後事務」といいますが、具体的には以下のような手続きが挙げられます。
- 葬儀・供養の手配、費用の支払い
- 故人の関係者への逝去・葬儀に関する連絡
- 役所や各関係機関への各種届出
- 遺品整理や自宅等の片づけ
- 医療費や入院費の支払い、介護施設利用費や謝礼金の支払い
- 電気・ガス・水道・携帯電話などライフラインの解約手続き など
従来、このような死後事務は遺されたご家族が行うのが一般的でした。しかしながら超高齢化社会と言われる昨今、いわゆる「おひとりさま」と言われる身寄りのない方が増え、死後事務を任せられる人がいないとお困りの方も多くいらっしゃいます。また、親族がいたとしても、さまざまな事情で親族には頼りたくない、頼れないという方もいらっしゃるのが実情です。
親しいご友人などに死後事務をお願いしようという方もいらっしゃいますが、前述の通り死後事務は各種支払いも含まれます。金銭絡みのトラブルが生じる可能性もありますので、第三者に死後事務を依頼する場合は口約束で済ませるのはおすすめできません。遺言書の中で死後事務を頼む人を明確に指示するのも方法のひとつですし、死後事務委任契約を活用するのもよいでしょう。
死後事務委任契約は生前対策として近年注目を浴びているもので、ご自身の死後事務を第三者に任せるための契約です。ご自身の葬儀についてのご希望や、家財道具の処分方法などのご意向を契約の中で指示することができますので、お元気なうちにプランを設計し契約しておくと安心です。
なお死後事務委任契約は法律行為となりますので、認知症を発症し判断能力が低下してしまうと契約を結ぶことができなくなってしまいます。死後事務委任契約の利用はお早めに検討されることをおすすめいたします。
いきいきライフ協会アンド ユーでは宇都宮の皆様に安心した余生をお過ごしいただくために、さまざまな生前対策をお手伝いしております。生前対策の専門家として、宇都宮エリアの地域密着型のサポートを行っておりますので、どうぞお気軽にいきいきライフ協会アンド ユーの初回無料相談をご利用ください。
生前対策についてはじめて検討されている方にもわかりやすく丁寧にご説明し、お悩みが解消され満足のいく生前対策となりますよう力を尽くします。所員一同、宇都宮の皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。